OUTIL / CHEMISIER FIRMINY
2017AWシーズンより弊店で新たにお取り扱いが始まりました”OUTIL(ウティ)”。

フランスに魅せられ、フランス製品をこよなく愛するデザイナー・宇田氏が手掛ける、2016年スタートのブランド。フランス語で「道具」「ツール」を意味するOUTILは、洋服をある目的のために作られた道具として捉えるところから生み出されます。クラシックなフレンチウェアをイメージソースにしながらも、宇田氏がこだわるシルエットや素材使いには、どこかしら今の気分が反映されています。
そんなOUTILより秋冬第一便が到着しております。
まずはOUTILの世界観をどっぷり感じて頂けるシャツ”CHEMISIER FIRMINY(シュミーズ フィルミニ)をご紹介。

まさにフレンチワークを体現するかのような、大きな2つの胸ポケットが存在感を誇示するフロントスタイル。
襟はスタンドカラーとして、また折り返すことでミニカラーとしても着用可能です。
その日のコーディネートや気分によって、着こなしに変化をつけてみるのも面白いでしょう。
フロントと袖口にあしらわれたメタル製ボタンはOUTILオリジナル。少しくすんで見える質感がヴィンテージライクで、OUTILの細かな部分に至るまでのこだわりが見えるディテールの一つです。

OUTILらしい身幅にゆとりがある特有のパターンは、ざっくり着用することで緻密に計算された程良いドレープ感が生まれます。
背中の中央部分にとられたダーツは、ワークシャツならではの機能性を考慮したもの。両腕を大きく動かしてもシャツが突っ張ることなく、快適に作業を進めることができます。
ワークシャツらしからぬホワイトフランネル生地ですが、「丈夫で洗える」というデイリーワードローブには重宝するスペックと、白特有の上品さを合わせ持っています。特に暖色系の洋服を着る機会が増える冬のコーディネートでは、一際映えるファブリックではないでしょうか。

こちらはワークウェアを代表するファブリック「ブラックシャンブレー」。
ブラックシャンブレーといえば「ソルト&ペッパー」「ゴマ塩」の愛称で親しまれる、ミックスっぽい色合いのファブリックを思い起こす方も多いと思いますが、今回OUTILがチョイスしたのは「ベタシャン」と呼ばれる生地。通常のシャンブレー組織は経糸にブラック、緯糸に生成を使いますが、ベタシャンは経緯(たてよこ)それぞれに、同じ色で異なる濃度の染糸を使用します。ミックスのようにはっきりした色の濃淡が表れるシャンブレーに対し、マットでソリッドな雰囲気が生まれます。エイジングも楽しめるオリジナルファブリックです。

袖にカフは付かず、ジーンズの裾のように折り返してステッチを施したタタキ仕上げ。
これもオールドワークウェアならではの名残の仕様といえるでしょう。
幅広いシーズンに活躍してくれるシャツ。
今秋初のお買い物アイテムとしていかがでしょうか。
ぜひ店頭にてお試しください。