WASEW=「和装」「我がで縫う（=SEW）」。
初めてブランド名を聞いた時も、どことなく耳触りの良い言葉だなと思いました。

2019SSシーズンより取り扱いを開始するNEWブランド”WASEW”のご紹介です。

ブランド発足とともに手掛けた1stプロダクトがパックT。
洋服というより、より肌に近い感覚で日常的に着用する、いわば消耗品のようなアイテム。
まず最初にこれを作りたいと挑んだ、WASEWオーナー兼デザイナーの河南氏に脱帽します。

「しょせんパックTでしょ？」
多くの方がそう思われるかもしれません。
いえ、なんだったら私たちも当初はそういう風に捉えていました。

ですが、実際に河南氏にお会いし、実物を見て、触って、着てみることで、誤りに気付きました。
MADE IN JAPANが市場で重宝されるようになって久しいですが、もちろんそれを冠しただけの製品では受け入れられません。
日本製であることが、変わらず品質の高さを証明する勲章のようなものであり、納得できる生地が完成するまで開発に費やした期間は実に3年。

もの作りに携わる人として、また一人のファッション求道者として。
自らが「これぞ」と思えるものが出来上がるまで、幾多の試行錯誤があったことは容易に想像できるでしょう。

クラシックな袖リブが付くタイプ。
暖かくなる時期には袖を捲って、さらっと一枚で軽快に着こなしたい気分。

首元のリブはヴィンテージスウェット等で見られるような、フロントでクロスしたネックディテール。
シンプルなアイテムだからこそ映える、唯一のデザインポイントは、古着好きな河南氏だからこその発想と言えるでしょう。

まさに満を持してのリリース。

パッケージ入りで販売していますが、店頭では生地感やサイズ感をご覧頂けるようサンプル品も展示しています。
ぜひ手に取って、その肌触りや質感をお確かめください。