フレンチミリタリーで最もポピュラーなアイテム「M-47 FIELD CARGO PANTS」。

日本のみならず増々人気の一途を辿り、近年は年式を問わずフランス本国でもグッドサイズの発掘が難しくなっているとか。

気負わずデイリーユースできるパンツ、では無くなりつつあるのかもしれません。

そんな折、図ったかのように展示会で出会うことができました。

PHIGVELがM-47カーゴパンツを現代的に解釈し、再構築に努めた”FATIGUE TROUSERS（ファティーグトラウザーズ）”。

ミリタリーパンツの顔とも言えるカーゴポケットですが、本来大きめのポケットを一回り小さくモディファイド。

加えて、アイボリーに近い色目のサンドカラーをチョイスすることで、野暮ったさが解消され、より清潔感のある印象が生まれます。

かなり深い股上、ごく太いワタリ幅が特徴のオリジナルに対し、少し絞りが入り、適度にゆとりをもたせた大人っぽいシルエットに。

M-47を穿いてみたいけど、難しい独特のシルエットを敬遠していた方には朗報ではないでしょうか。

オリジナルにも備わるディテール、ダブルニー（膝当て）は健在です。

M-47を象徴する裾のアジャスターボタンももちろん踏襲。カーゴポケット同様、デザインとしてもサイドビューのイメージを大きく左右するポイントディテールです。

マテリアルにはコットン/ラミークロスを使用。 軽く、少し光沢がかったハリのある質感に加え、麻特有の通気性を発揮。暑い時期も蒸れにくく、肌にまとわりつきにくい素材です。

夏場のシンプルな着こなしの中、リネンシャツや無地のTシャツ一枚でさらっとコーディネート頂くのもおすすめです。

ぜひ一度店頭にてご覧ください。