BLACK EMBER / HOLD ALL MESSENGER
街行く人々を見渡す限り、「バッグ=バックパック」と言えるほど、圧倒的な使用率。女性のファッションコーディネートがカジュアル傾向にあり、あっという間に市民権を獲得したスニーカー同様、リュックを背負っている方が増えたことも要因の一つあなのでしょうか。
かくいう弊店でも数多くのバッグを取り扱っていますが、ご多分に漏れず、バックパック比率の高さは言うまでもありません。荷物の重さを感じづらく、ナイロン素材であれば多少の悪天候にも問題なく対応できて、おまけにハンズフリー。デイリーユースとしては間違いなく便利です。
ただ、前述のような状況もあってか、バックパックに対して食傷気味な方が増えているのも事実。また、それは私たちスタッフも同感でしたので、バックパックに次ぐようなバッグを探していました。
今回ご紹介する”BLACK EMBER(ブラックエンバー)/ HOLD ALL MESSENGER(ホールドオールメッセンジャー)”は、まさにそんな存在だと思います。
私たちにとって、今なんとなく気分のメッセンジャーバッグ。ですが、いざ探してみると、思うような物に出会えず先送りしていました。ですが、こちらは展示会の初見段階で取り扱いを決めるほど、そのルックスに惚れました。無骨な雰囲気ながらハイテク素材を駆使し、都会的なクールさを醸しながらも、どこなくミリタリーライクなルックス。
“CITADEL PACK“同様、メインマテリアルにはカーボンコーティングされた撥水機能を兼ね備える1000デニールのバリスティックナイロンやYKK製止水ジップ、ライニングには耐摩耗性に優れたナイロンリップストップを採用。また、背負い心地とクッション性を重視したショルダーストラップは取り外しが可能ですので、左右どちらからも肩掛けすることができます。自転車やバイクに乗ってもバッグが揺れ動くのを最小限に抑えるサブストラップを装備していたり、背面部分には通気性を保持できるような素材を使うなど、品質と機能性にこだわった物作りも特徴的です。
普段使いとしては十分な収納量の30リットル。ラップトップPC用のコンパートメントや、モバイルタブレットサイズのサブポケットなど、タウンユースモデルならではのディテールも当然のごとく備わっています。
AUTO MAG LOCK付きのハンドルストラップによって、ブリーフケースのように使用できる2ウェイ仕様。シーンによって使い分けてみてください。
フロントに備え付けられた2本の縦ラインのように施されている「HYPALON」という高強度の特殊ラバー。このラバーパーツにモジュールと呼ばれる付属パーツ(別売)を取り付けることができます。現段階で数種類のモジュールがリリースされていますので、ライフスタイルや用途に応じ、お好みにカスタマイズできる点もBLACK EMBERならではの試みです。
ぜひ店頭にてご覧ください。